災害 ゴールデンレトリバー

災害現場で働くゴールデンレトリバー

昨日の熊本大地震のテレビのニュース番組内の映像で、災害現場で活躍する犬の姿が映しだされ、話題になっている事をご存知でしょうか。

 

その犬とは、ゴールデンレトリバーだったのです。

 

それまで、災害現場でがれきの中を歩きまわる犬といえば、シェパードが代表格であり、時にはラブラドールが活躍することもありました。

 

しかし、ひらひらと被毛をなびかせたゴールデンレトリバーが災害救助犬として採用されるケースは非常に珍しいことから、注目を浴びたのです。

 

ゴールデンレトリバーの高い能力

実は、ゴールデンレトリバーの「人間が好き」という能力は、犬の中で最も優れていると言われています。

 

シェパードは、人間の指示に対して非常に忠実です。

 

がれきの山でも、燃え盛る火の海でも、人間から指示を出されたら迷わずに突き進む忠実さを持っています。

 

しかし、指示に忠実なのであって、人間が好きというわけはないのです。

 

ラブラドールもおなじレトリバー種ですが、彼らは「ゲームが好き」とよく表現されています。

 

人間からの指示を難しいゲームのようにとらえ、攻略することに喜びを見出すのです。

 

ゲームが難しくなればなるほど、夢中になり、より高度なゲームを攻略しようとして、日々の訓練も苦にならないと感じるようです。

 

ゴールデンレトリバーの高い能力は、人間との共感力です。

 

人間が突き進むのであれば、頑張ってお供しますという姿勢でいるのです。

 

ですから、途中であきらめる事なく、人間と共に作業に従事できるのです。

 

知能も高く、共感力も優れた犬種でありながら、使役犬としての活躍の場が少ない理由は、彼らの外見が理由でしょう。

 

豊かで美しい被毛は、作業の場では邪魔になってしまう上に、日々の手入れも手がかかるものです。

 

ですから、手入れの手間のかからないという事を優先され、短毛種であるラブラドールレトリバーやシェパードがより多く登用されているのです。


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